この週末は、コンビニにおける電子マネーについて、色々な動きがありました。
最大手のセブンイレブンは、独自電子マネー「nanaco」の導入を決定。ただ、ニュースとして大きいのは、「nanaco」以外の他社電子マネーも随時受け入れると発表したことだと思います。ローソン、ファミリーマートも同様に、複数規格の電子マネーに対応するとのこと。
純粋に利用者の立場からしてみると、単純に自分の電子マネーの利用範囲が広がることになり、望ましいことなのではないかと思います。セブンイレブンで、Suica(やICOCA)もEdyもiDもQUICPayもSmartplusも使えるとなれば、使うほうは複雑なことを何も考えないですみますからね。
ただ、どこでも何でも使えるとなると、そもそも複数規格ある意味が良くわからなくなってきますね。Suica(やICOCA)とEdyは性格が異なる面もありますが、iDとQUICPayとSmartplusはほとんど出来ることが変わらないだけに、利用者からすると「何が違うの?」ということになりかねません。
また「nanaco」に限って言えば、セブンイレブンが「nanaco」を他の規格とどう差別化するか、さじ加減が難しそうです。nanacoと他の電子マネーを対等に扱うならば、nanacoが使われなくなる(多くの人はすでに持っている電子マネーを使うでしょう)し、逆にnanakoを過度に差別化すれば、結局他の電子マネーを使うお客がいなくなって、複数対応のための投資が無駄になるということになります。
何にしても、電子マネーを使える環境が広がるという意味で、今回の発表は歓迎です。特にQUICPayやSmartplusは、(自分の環境では)近くで使える店がほとんどなかっただけに、今から楽しみです。これを機会に、サークルKサンクスも、EdyとQUICPayとSmartplusだけでなく、iDやSuicaも仲間に入れてくれないかなぁ...。
※「nanaco」ですが、セブンイレブンのトップページでは「nanako」、ニュースリリースのPDFでは「nanaco」になっています。本記事ではニュースリリースに合わせています。


