3G iPhoneは何であって何でないかをまとめてみたいと思います。iPhoneをメイン携帯電話にできるかどうかの参考になればと思います。
【iPhoneは...である】
3G iPhoneは「iPhone」である。
当たり前ですが、3G iPhoneはiPhoneの最新モデルです。つまりiPhoneが備えていた特長をすべて引き継ぎながら3Gの高速ネットワークを手に入れた端末ということになります。
3G iPhoneは「iPod」である。
3G iPhoneにはiPod Touch相当のiPod機能が内蔵されています。iPod同様、iTunes経由で楽曲を転送して音楽を楽しむことができます。
3G iPhoneは「3G/HSDPA端末」である。
3G iPhoneは3G/HSDPAにより高速通信を行うことができます。従来どおりGSMにも対応します。
3G iPhoneは「フルブラウザ端末」である。
3G iPhoneにはWebブラウザ「Safari」が搭載されており、PC向けWebサイトを快適に閲覧することができます。
3G iPhoneは「モバイルメール端末」である。
3G iPhoneにはPCメール用のクライアントが搭載されており、Yahoo!mailやGmailなどのメールを送受信できます。HTMLメールやPDF、Excel、Powerpoint、Wordなどの添付ファイルを見ることもできます。
3G iPhoneは「Exchangeクライアント」である。
3G iPhoneにはExchangeクライアントが搭載されており、Microsoft Exchange Serverと連携することができます。Microsoft Exchange ActiveSyncに対応し、プッシュ型のメール、カレンダー、連絡先に対応します。
3G iPhoneは「GPS端末」である。
3G iPhoneにはAssisted GPSが搭載されています。携帯電話ネットワークを使ってGPS衛星をすばやく見つけることにより、現在地をよりすばやく確定できます。GPS以外にもWI-fiホットスポット、携帯電話基地局からの信号を用いて位置を調べることもできます。
3G iPhoneは「アプリケーションプラットフォーム」である。
3G iPhoneには最新のiPhone OS 2.0が搭載され、アプリケーションストア「App Store」に対応します。ユーザはApp Storeを経由して、iPhoneから直接、あるいはiTunesを経由して、アプリケーションをダウンロード、インストールすることができます。開発者は配布されているSDKを用いてアプリケーションを開発し、App Store上で配布することができます。
【iPhoneは...でない】
3G iPhoneは「Yahoo! ケータイ端末」ではない。
3G iPhoneにおいては、Yahoo!ケータイのサポートは6/9現在アナウンスされていません。おそらくサポートされないか、サポートされても限定的なものになるでしょう(SoftBank XシリーズのようにMy Softbankのみのサポートなど)
3G iPhoneは「MMS端末」ではない。
3G iPhoneにはMMSクライアントが搭載されていません。すなわちSoftBankのS!メールは使用できないことになります。SoftBank同士メール無料の恩恵を受けている人は、iPhoneでこの恩恵が受けられなくなる可能性に注意する必要があります。
3G iPhoneはS!アプリ端末」ではない。
Yahoo!ケータイに対応しなければ、必然的にS!アプリには対応しないことになります。S!アプリのベースとなるJava2ME MIDPに関しても、iPhoneは対応していません。
3G iPhoneは「おサイフケータイ」ではない。
言うまでもなく、3G iPhoneにはFeliCaは搭載されません。おサイフケータイを使っている人はカード型に移行するなどの手間が必要です。
3G iPhoneは「パケットし放題対応端末」ではない。
6/9現在、iPhoneの料金プランについては何も発表されていません。他国の事例から想像すれば、iPhone専用の料金プランが提示される可能性が高いです。この中でパケット通信料は定額になるでしょうが、現行の「パケットし放題」とは異なる料金体系となるでしょう。場合によってはホワイトプランすら適用されない可能性があります。安いからSoftBankを使っているという人は、iPhoneに移行することで月々の料金が高くなる可能性に注意する必要があります。
要するにSoftBank独自サービスの対応は絶望的ということになります。特にS!メールが使えないというのは、1台目として使うハードルを引き上げている感じです。ここは一発逆転で、iPhoneのメールソフトで使えるS!メールのアクセスポイントをSoftBankが作ってくれることを期待したいです。