2008年04月30日

CentOS5上でXenを動かすTips

これで小一時間はまったのでメモ。

・親マシン(Domain-0)にlocalhost.localdomain以外のきちんとしたマシン名を設定しておく

いまいち確証は持てないのですが、localhost.localdomainの状態では仮想マシンの作成段階で「invalid install location」とエラーが出てしまっていて、マシン名を適当に「hogehoge.local」とかつけるとうまくいったような気がします(無責任)。もし同じ所ではまっている人のお役にたてれば幸いですがどうでしょうか(自信なし)。

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2008年04月29日

iアプリの位置情報機能はトラステッド

ふとN904iのGPS機能を使ったiアプリを作ってみたくなって、ボタン一発で測位にいく(はずの)プログラムを作って動かしたら「Security Violation」と出て動きません。よくよく調べてみたらiアプリの位置情報機能はトラステッド(いわゆる「iアプリDX」)で、docomoから認定を受けないと使えないらしいということがわかりました。

う〜、この2時間を返せ〜(まあ被害が2時間ですんだのでよいという話もあるが)。 野良プログラマが使えない機能だったらAPIリファレンス(HTMLのほうね)にその旨記述しておいてほしいです。

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docomo906iシリーズのうわさ2題

【その1】
FOMA網と無線LANを組み合わせたサービス(ITpro記事)。無線LAN機能を搭載したFOMA端末を使うことで、外出時はFOMA網、家庭では無線LAN(〜インターネット網)を経由して音声通話・パケット通信のサービスを行うというものです。このサービスを使用するときは、無線LAN経由でも最終的にdocomoのネットワークにつながることから、「サブスクリプション収入」(要するに月額使用料)が必要になるようで、完全にオープンにインターネット接続されるわけではないようです。906iシリーズにはすでに無線LAN内蔵の「N906iL」がラインナップされていることが判明されているので、この端末と組み合わせてサービスが行われることが想定されます。個人的には無線LANを用いて端末を完全にオープンにインターネット接続するモード(もちろんこのときはdocomoにお金を払わない)もほしいところですが、docomoとNECのことですからそんなモードはつけてくれないでしょうw。
このサービスは最終的には無線LANの代わりにフェムトセルを使って、通常の(無線LANを搭載しない)FOMA端末でも実施することが予定されているようです。本格的に普及するのはフェムトセル方式でしょうが、このときには907i以降とかケチなこと言わず、過去のFOMA端末にも広く対応してほしいものです。

【その2】
906iシリーズのうち「P」と「N」の端末が7.2Mbps対応するという話(日経ネットPlus記事、登録必要)。906iの7.2Mbps対応についてはネット上でさまざまなうわさが流れていますが、ここまではっきり「対応する」とパブリックなメディアで出たのははじめてだと思います。少なくともSymbian組のFとSHは今回7.2Mbps対応は不可能(7.2Mbps対応のSH-Mobile G3の量産が2008年2Qからなので、搭載は907iから)ですが、Linux組のNとPならば、追加チップの搭載などで7.2Mbps対応してくることはありえます。もし本当に7.2Mbps対応してくれるのであれば、自分にとって906iを買うよい動機となりますw。ただとばし記事のような気もするので、話半分に聞いておくことにしましょう。

906i関係の情報はGW明けにも少しずつ出てくるでしょう。906iは実質的には「905iS」ですからそれほど大きな変化はないでしょうが、ロゴも変わることですし、それなりの変化を期待したいところです。「変わったのはロゴだけ」ということがないことを祈ります。

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2008年04月28日

D02HW on Ubuntu8.04

D02HWをUbuntu7.10で使う情報を求めて当ブログにいらっしゃる方が非常に多いので、新バージョンの8.04についても検証してみました。結論から言うと、次の設定でD02HWをUbuntu8.04で使うことができました。

・「全般」タブ:モデム接続(ppp0)において「この接続を有効」にチェック。接続の種類「シリアルモデム」、電話番号「*99***1#」、ユーザ名「em」、パスワード「em」。

Screenshot-ppp0 のプロパティ

・「モデム」タブ:モデムのポート「/dev/ttyUSB0」を手入力(選択肢には出てきません)。ダイアルの種類、音量はデフォルト値のまま。

Screenshot-ppp0 のプロパティ-1

「オプション」タブ:3つともチェックを入れる。ただし3つ目の「...再試行する」は必要に応じてははずしてもよいかもしれません。

Screenshot-ppp0 のプロパティ-2

なお、7.10ではD02HWをホットプラグしたときにuhci_hcdモジュールを再起動する必要がありましたが、8.04では改善されているようで、ホットプラグしても上記の設定さえできていれば接続可能です。

【備考】

・8.04より「接続の種類」として「GPRS/UMTS」という、3G携帯電話専用の接続種類が追加されていますが、現状D02HWではうまく機能させることができませんでした。この辺はもう少し調査したいと思います。

・一度「接続の種類」を「シリアルモデム」以外にして「OK」してしまうと、その後「シリアルモデム」にしようとしても設定が保存されない(直前の設定が保持される)という事象が出ています。環境によるものなのか、それとも8.04の初期不良なのかは今のところわかりかねます。8.04はまだ出たばかりなので(オンラインアップデートも環境が整っていない様子)、もう少し様子見ですね。

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2008年04月27日

DoCoMo4月〜5月カタログ

DoCoMoカタログ200804001

4月〜5月って、なんだかやる気のないカタログですね。まあ6月以降は新ブランドロゴの立ち上げをするので、5月いっぱいはこのカタログで乗り切るのでしょう。それにしても改めて「DoCoMo2.0」って意味がよくわからないですねw。

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今月の月刊アスキー

普段月刊アスキーはせいぜい立ち読み程度なのですが、今月の第一特集が「携帯業界ラストバトル」とあったので、とりあえず買ってみました。

6月号表紙

読んだ感じでは、キャリア視点、端末メーカー視点では自分にとって目新しい話はありませんでした。ただコンテンツ・サービス面での話が(すでにいろいろなところで語られている内容であったものの)整理されて書かれていたのは、技術中心に偏りがちな自分にとってありがたかったかもです。最近の混乱しがちなケータイ業界を鳥瞰するにはよい特集ですね。

【ツッコミ1】
21ページ、auのガク割の説明で「CDMA 1Xのみ使用できる」という説明は正しいですが、横にWIN機種であるW61SAの写真を載せるのはちょっと紛らわしいです。ぱっと見たらW61SAでガク割を利用できるように誤解されてしまいます。

【ツッコミ2】
26ページ、次世代規格について、「3G vs Super3G」って捉え方がおかしくないですか? 記事の内容からしても「LTE vs UMB vs WiMAX vs 次世代PHS」とかが妥当と考えます。

【独り言】
47ページ「女子高生のここだけ本音トーク」が面白かったです。やはり女子高生の皆様の思考回路は、自分とはまったく異なっていることがわかりました。それがいいとか悪いとかではなく、こういう視点もあるということは常に押さえておかなければならないなあと。

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久々にFOMA移動中着信試験

昔は「バリいくつ?」のメインコンテンツだった(?)FOMAの移動中着信試験。しばらく怠けていたので、久々にやってみました。

試行方法は、JRで移動中にau(W54T)からFOMA(N904i)に電話をかけて、着信成功した回数、失敗した回数を数えるものとします。呼び出し音(プルルル音)がなった時点で着信成功とみなし、実際に回線は開きません(電話代節約のため)。また着信失敗のとき、圏外アナウンスと通信断(プーッ、プーッ音)は区別して扱います。圏外アナウンスのときは確実に着信側に問題がありますが、通信断の時には着信側と発信側のどちらが問題か切り分けができないためです。

で、結果は以下のとおり。

区間 試行
回数
着信
成功数
着信
失敗数
 
      圏外
アナウンス
通信断
厚別->札幌
(普通)
23 22 1 0
札幌->新札幌
(快速)
19 17 1 1

全体として、移動中着信に失敗したのは全42回中3回。着信失敗数を多いと見るか少ないと見るかは意見の分かれるところですが、個人的には「劇的に少なくなった」と思います。何せFOMA出始めのころは、10回試行したら5回失敗したとかざらでしたからねw。

行きと帰りの両方で圏外アナウンスとなったのはほぼ同じ場所で、苗穂駅と白石駅の間、ちょうど豊平川を渡るあたりです。川の両側で基地局の管轄が切り替わるため、ハンドオーバにより煩雑な処理が発生するのだろうと(無理やり)考察します。ちょっと気になるのは、昔のmovaもこのあたりでの着信不良(圏外アナウンス)が見られたことです。もしかしてFOMAの800MHzが札幌あたりでも電波を吹いていて、端末が800MHz優先で受信していたためmovaと同じようなところで着信不良になったのでは?と勘ぐってしまいます。

地図画像

さらに札幌->新札幌で通信断となった箇所は、平和駅と新札幌駅の間で、函館本線と千歳線が分岐するあたりです。この近辺は近くに貨物の操車場が広がっていて基地局が打ちづらく、また開けているため基地局間の干渉の影響を受けることから、各キャリアとも電波が不安定なところです。そのため今回の着信不良が、着信(FOMA)側と発信(au)側のどちらによるものかは判定しづらいところですね。

地図画像

で、今回の試験の総括としては、「FOMAの移動中着信性能は実用上問題ないレベルに達している」ということができると思います。電波を使う携帯電話である以上、電波の具合によって着信できないことは当然想定されるべきだろうことを考えると、今回の着信失敗数は十分許容できるものであるということができます。当初は「こんな状態でWCDMA大丈夫なの?」と思ったFOMAですが、今ならば安心して人にも薦められます(movaがほとんど売っていない以上、そうでなければ困るのですが)。もちろんdocomoには、今まで同様に品質向上に努めていただき、着信率100%を目指してほしいです。

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2008年04月26日

いまさらながらN904iのiモードフォントについて

本当にいまさらなんですが、N904iはVGA液晶を搭載しながら、内蔵しているフォントはQVGA用で、VGA用に拡大表示しています。表示するときにアンチエイリアシングなど工夫すればそこそこ見ることができて、実際メニューとかのフォントはうまくぼかしているんですけど、iモードブラウザのフォントはまったくぼかされておらず、ちょっとひどいんですね。

DSCN0663

これではVGA液晶を積んだ意味がないだろうというくらいのガタガタっぷり。きっとiモードブラウザではフォントをぼかすだけの処理速度が足りなかったんだろうなあと思いつつ、何とかならないかと思っていました。で、ふとフォントを「細字」にしてみると

DSCN0662

何とか見れるフォントになったような気がします。もともとFOMAのNとPは、900i(もっと言えば2051や2102v)くらいからずっとこの細いフォントを使っていて、太いフォントは後から追加したという経緯があるので、N904iのiモードブラウザでは細字フォントのほうがきれいに見られるようです。

問題はこの細字フォントに自分の目が慣れられるかどうか。最近の携帯電話の文字フォントはみんな太いですからね。でも細字フォントに慣れてしまえば、自分的にはN904iの唯一のネガがつぶれることになり、906iを華麗にスルーすることができるかもしれないと思っています。906iは905iの焼き直しで通信速度もN904iから上がらない(3.6Mbps)といううわさがある一方、冬発売の907iは新設計チップが搭載されて7.2Mbpsになるというし、iPhoneの動向も気になります。N904iのデザインも(個人的には)気に入っているので、もう少し長くN904iを使って、次の機種変更は慎重にしようかなと思う今日この頃です。

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2008年04月25日

イーモバイルのアウトレットケータイ

イーモバイルがケータイ(といっても今のところデータカードだけですが)の「アウトレット品」のオンライン販売を始めました。ここでいう「アウトレット品」とは、返品端末や故障端末を修理して品質に問題がないと判断されたもので、docomoでいうところの「預託機」、車でいうところの「新古車」に近いイメージです。

イーモバイルはデータ通信のプリペイドサービス「EMチャージ」を行っており、アウトレット品はこのプリペイドサービスと組み合わせて使うのに最適という打ち出し方をしています。SoftBankが過去の不人気機種をプリペイド端末にしているような感じですね。

この話を聞いたとき、正直「その手があったか!」と思いました。データカードに限らず、携帯電話にしても、必ずしもみんながみんな新品がほしいわけではないはずなのですが、日本では携帯電話の中古市場というものが(少なくとも実世界には)ほとんど存在しません。ヤフオクなどネットオークションを探せば中古品はありますが、そういうものに手を出すのが怖くて、中古でもいいからキャリアのサポートを受けられるものを求める消費者層も確実に存在するはずです。そのような消費者に、この「アウトレット」という概念は強くアピールできるのではないでしょうか。ぜひ他社(特にSoftBankあたり)も追随してほしいです。

他国では携帯電話の中古市場というものが確立しており、最新機能にこだわらなければ中古の携帯電話が比較的安く手に入ります。日本でも今後販売奨励金の削減で携帯電話の端末価格が上昇する傾向にあり、経済的に携帯電話が買えない(あるいは価格に価値を見出せない)消費者が現れることが考えられます。そのような消費者に向けて、キャリアが積極的にこのようなアウトレット市場を開拓してほしいと思います。

#そんなアウトレット市場ができてしまったら、ヴィンテージ端末を大人買いしてしまいそうな自分が怖いw

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docomoの組織大再編

docomoニュースリリース(その1その2)。7/1付で地域会社を吸収し全国1社体制にするとともに、部署の大再編が行われます。その目的は、いうまでもなく「ONE docomo」の実現と、そのための組織のスリム化・効率化でしょう。そもそも全国で携帯電話サービスをしているのに、今までのDoCoMoは地域ごとに会社があり、社長がいて、その下に組織があって...というある意味無駄な組織編制になっていました。これを一掃し、グループ全体で最適化を行うことをもくろんでの組織改革といえます。

少し気がかりなのは、これだけ大規模な部署の再編があると、居場所がいなくなる社員がいるのではないかということです(いわゆるリストラ)。ただある意味リストラが行われるということは、それまでの経営に無理があったということの裏返しでもあるので、docomoの全体最適化のためには仕方のない痛みでしょう。

ブランドを一新し、組織を一新して生まれ変わろうとしている新生docomo。今年の年末くらいまでには結果をきっちり出して、消費者の期待にこたえてほしいものです。

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2008年04月24日

SoftBankとVodafoneとChina Mobileと

ITmedia記事より。3社が共同で、モバイルインターネットのサービスを開発する合弁会社を作るという話です。

合弁会社の内容より、この3社が共同したということ自体がトピックといえるでしょう。SoftBankとVodafoneは、Vodafone日本法人買収時より協力関係がありましたが、そこにChina Mobileが加わったということになります。何せ中国は人口が多く、ケータイもこれから伸びる国です。この合弁により、たとえばSoftBank向けの端末が小規模なカスタマイズでそのままVodafoneやChina Mobile向けに輸出できるとなれば、SoftBank向けの端末を作りたい端末メーカーも増えるでしょう。今回の話は直接的かつ短期的には国内携帯電話市場には影響しないでしょうが、長期的にSoftBankの端末ラインナップ充実に寄与するかもしれませんね。

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2008年04月23日

W61Sがとんでもなく厚い件について

今日のヨドバシにてW61Sのモックを見て、その厚さに絶句して帰ってきました。正面から見るととってもかっこいい感じのW61Sなのですが、結構写真でだましているところあると思いますよ->auのカタログ

まあデジカメ+ケータイと考えれば納得できなくはないですが、購入する前に一度モックでいいので触ってみることをお勧めします。

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Twitterはじめました

Twitterが日本語化したというので、さっそくアカウントをとってみました。とりあえず今までのnowaの代わりに置いてみています(この記事の右に見えるはずです)。時々つぶやくのでよろしくお願いいたします。

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2008年04月22日

博士はつらいよ

「バリいくつ?」は基本的におもしろおかしいケータイ情報ブログなのですが、この話題はちょっと触れたかったもので。多少話が堅くなることをご容赦いただきたく存じます。

「博士募集」に応募殺到 秋田県教委が教員採用

まず読者の皆様とイメージを統一しておきたいのですが、ここでいう「博士」は、ロボットアニメで新兵器を開発している「はかせ」ではなく、大学で4年、大学院で修士課程2年+博士課程3年(これでも最短コース)学んで取得する「はくし」のことです。決してお茶の水博士のような人ではありませんw。

さて、博士号取得者は、大学卒業者より最短でも5年も多く勉強したのだから、さぞかし頭がよくてスキルも高くて、社会に出ても引く手あまただろうと思われるかもしれませんが、実際はそうでもないのです。

  1. 博士号取得者は(飛び級などを考慮しないと)最短でも27歳まで社会に出ずに研究だけをしていることになるため、同年齢の学部卒就職者と比較して社会的経験が少ないということで企業が採用を敬遠しがちである。
  2. 平成に入ってから行われた大学の「大学院重点化」によって、博士号取得者が増加したにも関わらず、研究者としてのポスト(大学教員、研究所員など)はほとんど増えず、結果として博士が余っている。

というような事情で、博士号取得者の就職事情は絶望的な状況です。博士号取得までのスキルを生かそうにも研究者ポストがなく、かといって研究業績をすべて捨てて「新人としてがんばりますから雇ってください!」と言っても、だったら学部卒の若い新人を雇うよという話になってしまい、八方ふさがりになってしまうのです。

この手のニュースを見るたびに「もったいないなぁ」と思ってしまいます。確かに専門特化されていて企業とのマッチングは難しいかもしれませんが、博士号取得者はその国の「知の結晶」のはずです。その結晶が価値を見出されることなく野に放り出されてしまっている現状を、国の偉い人はどう思っているのでしょうか。

自分はいろいろな経緯により、博士号を取得しながら(その研究スキルをあまり生かすことなく)民間企業で働く身ですが、そういう自分がいつも感じるのは

  • 民間企業は利益を出すことが最優先目的なので、遠大なビジョンを見通すことに最適化されていない
  • 遠大なビジョンを見通し、次世代の方向性を社会に示すのはやはり研究機関と、そこで働く研究者である

ということです。国家間の力比べでいえば、企業ランキングは「今の国力」、大学ランキングは「次世代の国力」を表すと言えるでしょう。日本は景気が悪くなったとはいえ「今の国力」は世界的に見てもそこそこのほうだと思います。しかし「次世代の国力」はどうでしょうか。ここまで読んでいただいた賢明な読者の皆さまならば、将来の危機的状況がご理解いただけると思います。

最後に、博士の就職難について問題提起を続けているサイトを紹介して終了としたいと思います。この問題に興味を持っていただいたならばぜひご一読いただきたく存じます。

博士の生き方

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3.9Gに向けての総務省の動きを眺めて

ITPro記事より。総務省が3.9Gに向けた技術的条件の調査を本格的に開始したという話題です。

今回の個人的な注目ポイントは、今回の議論が3.9G(LTE、UMB)だけでなく、HSPA Evolution(HSPA+)も対象としている点です。HSPA+は、現行のHSPA(HSDPA/HSUPA)を拡張して、下り22Mbps、上り12Mbpsを実現するものです。

3.9Gは、周波数帯域こそ3Gと共用できますが、仕組み的には3Gと全く異なるため、基地局などの投資は3Gとは別に必要になり、また周波数についても3G用の一部を削って3.9Gに割り当てることが必要となります。対してHSPA+は現行HSDPAの拡張となるため、3.9Gより導入の敷居が低く、比較的低コストで高速化を図ることができます。WCDMAを採用するキャリアの中でdocomoは一足飛びに3.9Gに行きたいようですが、SoftBankやEMOBILEがいきなり3.9Gに行くには経済的な負担が大きく、投資抑制のためHSPA+を採用してくる可能性もあります。その意味でHSPA+が議論のテーブルに乗ったのは評価していいと思います。

アイピーモバイル跡地の2GHzの用途を含め、これらの議論は2008年12月頃には答申が出される見込みです。うまくいけば2009年には3.9Gを拝むことができそうです。

#端末買い替えのタイミングが難しいなぁ

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札幌にも春がやってきました

大通公園の桜です。朝からこういうものを見ると、仕事もやる気が出ますね(本当か?w)

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いまさらながらFOMA屋内アンテナなど

札幌地下鉄大通駅32-37晩出口への通路で、こんなアンテナを見かけました。

DSCN0653

「IMT ANT-2」と書かれていたのでFOMAの屋内アンテナだと思うのですが、この形は初めて見ました。ここ最近のFOMAのエリア改善は目覚しく、このアンテナも最近設置されたのかもしれません(自分が知らなかっただけなのかもしれませんがw)。

ところで大通駅には、前々からこんなアンテナがありました。

DSCN0656

2個のアンテナにそれぞれ「RADIO1」「RADIO2」と書かれています。近くにはFOMAもイーモバイルもアンテナを設置しているので、このアンテナはauかSoftBankか、はたまた業務用無線LANか、皆目検討がつかない状態です。ご存知の方コメントで教えていただければ幸いです。

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カシオがソフトバンク向け端末に参入!?

中国新聞記事より。カシオがWCDMA端末に参入するといううわさはずいぶん前から出ていましたが、ソフトバンク向けと具体的な話になったのは今回が初めてではないでしょうか。ただ情報源が「関係者」なので、とばし記事の可能性もあり、もう少し様子を見たいところ。

カシオ端末はソフトウェアの完成度の高さに定評があり、最近では防水端末や高画質カメラ端末に力を入れています。商品力としてはソフトバンクでも十分に戦えると思われます。この参入が実現したら、シャープvsカシオの電卓戦争の再現ですねw。続報を楽しみに待ちましょう。

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【続報】日本通信のIP携帯電話

ITmedia記事およびImpress記事より。前回の記事では「JM-NETと同じにおいがする」(=うさんくさい)という感想を書きましたが、事業戦略説明会において実際にIP携帯電話のデモが行われたようです。

こちらがE61+docomoのUSIMを用いて、実際にIP携帯電話の発信を行っている様子です。E61標準装備のSIPクライアント機能を使用しているようです。

品質に関してはImpress記事の「Windows Mobile端末ではうまく動作しなかった。ノキア端末では会話はできたが、ところどころ途切れ、遅延も発生していた。 」という一文が気になるところ。遅延は200ms程度ということで、ぎりぎり通話が成立するかどうかというところでしょう。やはり品質面での不安は残ります。またこれは静止時のデモであったことも考慮する必要があります。移動時にはデータのスループットは確実に落ちるため、IP携帯電話の品質はさらに落ちるでしょう。前回記事の繰り返しになりますが「安かろう悪かろう」にならないことを望みます。

【まったく余談】docomoはブランドロゴ変更に伴い「DoCoMo」「docomo」となりますが、ネットワークネーム(動画の左上に表示されている「NTTDoCoMo」)はどうするのでしょうか。USIMのほうの情報は新しいものから随時小文字にすることができますが、端末側が持っている情報が変更するには相当時間がかかりそうです(いまだにSoftBankのUSIMで「Vodafone JP」と出る端末があるくらいですし...)。ブランド名変更は予想外のところに影響を及ぼしますね。

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2008年04月21日

FOMA端末用オペレータパックって?

docomoニュースリリースより。Linuxを採用している端末に対して、iモードやiアプリなどdocomo機能を提供するソフトウェア部分を「オペレータパック」として分けて開発しますという話ですね。

まずはACCESSの「ACCESS Linux Platform」向けに開発を開発し、今後は(ACCESSも合流した)携帯電話用Linux団体「LiMo」にも対応していくとのこと。このあたり、ACCESSがLiMoに合流するタイミングとオペレータパックの開発開始のタイミングが微妙に合わなかった感じですね。

端末メーカーから見れば、「Linuxを採用した汎用の携帯電話+オペレータパック」という図式でdocomo向け端末を開発することが可能になります。docomo機能の独自開発が不要となり(実際には細かい合わせこみはあるでしょうが)、開発コストの削減が可能となるでしょう。一方海外メーカーがdocomo向け端末を開発する際にも、docomo向けローカライズが楽になるという意味でオペレータパックは有利に働きます。

個人的に注目したいのは、今回の発表によってむしろオペレータパックを「組み込まない」開発が可能になった点です。オペレータパックを分離することで、端末メーカーはdocomo向けに開発していた携帯電話を比較的容易に他社や海外向けに持っていくことができるわけです。端末メーカーにとって国際競争力をつけるチャンスに十分なりえます(docomoの本来の目的とは多少ずれているでしょうが)。

日本の携帯電話市場は飽和し、端末メーカーはこのままではジリ貧です。言葉は悪いですが、docomoのこうした施策をうまく使って、国際競争力をつけてほしいものです。またケータイマニアとしては、オペレータパックを組み込んだ海外製端末にも期待したいです。モトローラのMOTORAZR2 V8あたりを期待したいのですがどうでしょうか。中身はLiMoのようですし。

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